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私たちの想い

私たち農業・漁業・林業にたずさわる人たちを元気にし、盛り上げたいという強い思いがあったからです。

山口市内には多種多様な美味しい地元産品がたくさんあります。しかし、安さや手軽さから、市外・県外産のものを買って食べている市民がほとんどなのが現実です。このままでは、需要が減り、山口市の一次産業は衰退してしまいます。

そうした消費者に話を聞いてみると、市内の若くて前向きに取り組んでいる農家や漁師と出会ったことがなく、一次産業は「苦労がおおく、たいへんそう」「高齢化して、後継者がいない」といったマイナスイメージがあることが分りました。

このイメージを払拭し、市内産をもっと消費してもらうためにはどうしたらいいか。市内の農業・林業・畜産・漁業者の存在やその産品の魅力を多くの消費者に知ってもらう接点をつくろう、というアイデアに行き着きました。

このアイデアのもと、何度も協議を重ね、農業・漁業・林業への参加・体験型イベントを企画することで、地元生産者と地産地消の素晴らしさが消費者に伝わるのではないか、と思い立ちました。

さらに議論を深め、山口市の生産者を中心に、食にかかわる小売・流通・加工・外食がつながることで、地元の一次産業と食の関係者が一体となって開催すれば、山口市全体を盛り上げるFESTA(祭典)にまで発展できるではないか、という構想が立ち上がりました。

イベントの名称は「YAMAGUCHI Farmer&Fisher FESTA」(山口市版 農家&漁師の祭典)と名付けました。山口市の農家&漁師が集結し、彼ら彼女らの現場の仕事や誇り、収穫・大漁の喜びを訪れた人と共有できる祭りにしたい、という思いが込められています。

そして、来場者には、山口市の農家・漁師の魅力に触れ、その産品を食べ、楽しく美味しい思い出を持ち帰っていただくことで、山口市産品への愛着・愛情を育むことにつながれば―――。

来場の対象者ついては、とくに普段、農業・漁業・林業との接点のない街なかで暮らしている子どもたちに参加してもらいたいという願いもあります。そこで、小さい頃から農家・漁師・林家と知り合い、その仕事の一端に触れることで、興味や憧れを抱く機会を提供できればと企画を練りました。

例えば、生産者が実際の現場で工夫していることや自慢の技、最新の技術などが体験できるコーナーをイベントの柱にすえることにしました。初回の山チョス2019では、山口市大海漁協の漁師さんに協力いただき、「底引き網体験」や「漁船乗り体験」、「一緒に漁師鍋を作る体験」、「しいたけのコマ打ち体験」などを実施。初回に引き続き、第2回の山チョス2021では本物の「大型トラクター」や「農業用ドローン」の操縦体験に加え、「芝刈りロボット」の操縦体験も企画しています。。

こうした体験に参加した子供たちが、将来、農業・漁業・林業を魅力ある仕事としてとらえ、山口市の一次産業の新たな担い手になる日がくれば本望です。

一方、生産者にとっても、体験した子供たちの興味や反応を知ることで、将来の担い手を育てていくヒントになるでしょう。なによりも、子供や親御さんたちから「農業・漁業は楽しい」、「〇〇さんの農産物・海産物は美味しい」という声がじかに聞けたら、さらにやる気がでるにちがいありません。

「生産に携わる人」「販売・流通に携わる人」「来場者の大人・子供」の三者が「WIN×WIN×WIN」になれる仕組みをつくり、イベントをきっかけに‟地産地消”と‟就農・漁・林“の大きなうねりが生まれ、第一産業そして山口市が元気になっていくことを目指しています。

キッズ向け<農・漁・林>体験イベント「山チョス」は、山口市の豊かな海辺、平野、牧場、中山間地、山林など、開催場所を変えながら毎年、市内のどこかで年に1回継続して永年開催していこうと考えています。

本活動の趣旨にご賛同いただき、農や食に興味のある方、子供向け体験型イベントに関心のある方はもちろん、次世代に豊かな未来を引き継ぎたいすべての皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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